
ウィルスメールなど悪意のあるメールを送信する場合には、メールの差出人アドレスを他の第三者のメールアドレスに詐称して配信するケースがあります。差出人アドレスから発信元を突き止められないように偽装するわけです。
存在しない架空のメールアドレスに詐称する場合もありますが、実際に存在するメールアドレスが使われる場合もあります。
空メールの送信などの方法で入手した実在するメールアドレスを使用したり、または業者から入手したアドレスリストの中から、ランダムに選んだメールアドレスを差出人として使用します。これをなりすましメールとも言います。誰かに成り済まして悪意のあるメールを配信します。Yahoo や hotmail や gmailと言ったフリーメールアドレスがよくアドレス詐称に使われます。
自分のメールアドレスが詐称されたとしても、それはメールサーバにアクセスするパスワードが盗まれたわけではありません。メール送信時の設定で簡単にアドレス詐称は行えます。しかし、中にはメールサーバに侵入してメールアカウントのユーザ名を盗み読みしている場合もありますので、この場合は注意が必要です。ユーザネームとパスワードが盗まれている可能性が高いです。
差出人を詐称したメールは、あきらかに悪意のあるメールです。受信メールに記述された差出人のメールアドレスから実際の送信者を突き止めることは困難です。詐称されたメールアドレスの人物にたどり着く事はできますが、その人も被害者ということになります。